「今、ここ」に戻る時間
先日、運動公園のそばを通りかかると、ローズガーデンが色とりどりに華やいでいて、思わず寄り道してしまいました。バラが満開で、遠くからも、風に乗って甘い香りが漂ってきました。その香りに気づいたとき、思わず、大きく息を吸い込み、気持ちが、すっと静かになりました。
仕事の事や家のこと、さらには農園のことなど、頭の中は、毎日「次にやること」でいっぱいで、ついつい、こころも体も前のめりになっています。
でも、その時の私は、色とりどりのバラの花に見とれ、風を感じ、バラの香りを吸い込み、幸福感が息とともに体全体に広がっていくのを感じていました。「ああ、今、私はここにいる」と、自分に戻れた気がしたのです。
マインドフルネスとか瞑想とかいうと、何か特別な訓練が必要と思われるかもしれません。でも、マインドフルネス、瞑想は、「今、ここ」に起きていることに気づくことです。日常の中にも、そういう時間はたくさんあります。
深呼吸すること。
空を見上げること。
湯気の立つお茶の香りを感じること。
季節の花に気づくこと。
ほんの数秒でも、「今、ここ」に意識を戻すことで、こころや体のこころや体の緊張が緩むことがあります。
立ち止まる。
呼吸する。
また動き出す。
ほんの少しのマインドフルな時間が、日々の生活を支えてくれている。
そのように感じています。


