山菜とともによみがえる懐かしい時間

農園の帰り、すぐそばにある農協の直売所に、筍や蕨、こごみ、タラの目といった山菜がたくさん売っていました。お料理されていない生の蕨を見たのは、数十年ぶりだったので、思わず衝動買いをしてしまいました。

もうすぐゴールデンウィークというこの季節、家族で山菜取りに行くのが子どものころの恒例行事でした。

山を登っていく途中、飛沫をあげて流れる透き通った湧き水のそばに、蕨やゼンマイが生えていて、カエルがたたずんでいたり、蛇がするするっと道を横切って行ったり。そのたびに大きな声を出してはしゃいだものです。

新緑の緑を白く光らせる春の光、木々の間を吹き抜ける風の音、思い出すと心が温かくなります。私にとって、幸せな、安心できる記憶です。

自分にとって安心できる場所や物、思い出などはありますか?

忙しない日々、気が張りつめ、こころが塞ぐこともありますよね。そういう時、少し足を止めて、ゆっくり呼吸して、自分の安心な場所、物、思い出に心を寄せてみるのはどうでしょうか?こころや体の緊張が緩み、少しだけ、元気になりますよ。